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バンコクで家探し!賃貸物件の種類と契約までの流れを徹底解説!

タイでの新生活がいよいよスタート!となると、まず考えたいのが「どこに住むか」ですよね。移住当初はホテル暮らしもいいけれど、やっぱり落ち着ける自分の家が欲しいもの。

タイと日本の賃貸物件については、異なる商習慣もあります。

初めてタイで家探しをする方にとっては、分からないことだらけかもしれませんよね。 そこで今回は、タイで賃貸物件を探してから、実際に住み始めるまでの流れと、知っておきたいポイント、特に外国人が気をつけるべき点を、できるだけ分かりやすくお伝えしていきます。

タイにおける賃貸物件の種類

タイには、色々なタイプの賃貸物件があります。まずはどんな種類があるか知って、自分の暮らし方に合ったものを選びましょう。

コンドミニアム (Condominium)

日本の分譲マンションです。一部屋ずつオーナーが違い、その部屋を借りる形になります。20階以上の高層物件は当たり前で、プールやジム、24時間セキュリティなど共有施設が充実しているのが最大の魅力。また、家具・家電はすべて備え付けです。

メリット:キレイで設備が良い、立地が良い物件が多い、家賃の幅が広い。

デメリット: オーナーによってインテリアや対応が異なる。メイドサービスなどは基本なし(頼めば別料金でできることも)。

サービスアパートメント (Serviced Apartment)

ホテルのようなサービスが付いている賃貸アパートです。マリオットやアスコットなど5つ星ホテル系列のサービスアパートもバンコクにはたくさんあります。

部屋の掃除やベッドメイキング、フロントサービスなどがあり、家具や家電、食器・調理器具なんかも一通り揃っていることが一般的です。

メリット:トランク一つで入居してすぐ生活がスタートできる。掃除などの手間もなく、快適。セキュリティも普通のアパートよりも厳重であることが多い。

デメリット:メイドサービスやお部屋の設備が充実しているため、コンドミニアムより家賃は高め。ホテルに近いので「自分の家」感は少し薄いかもしれません。

アパートメント (Apartment)

建物全体を大家(管理会社など)が一人で持っていて、全部屋を賃貸に出している建物です。サービスアパートほどサービスはありませんが、管理はしっかりしていることが多いです。

メリット: 大家さんが一人なので、何かあった時の対応が迅速であることが多い。また、技術者が常駐している物件が多く、お部屋にトラブルがあった場合もすぐに駆けつけてくれたり、修理してくれたりする。

デメリット:共有施設はコンドミニアムの方が充実している場合が多い。(高級アパートは除く)

一軒家(ムーバーン / Detached House)

郊外のインターナショナルスクールに通学するお子様がいるご家庭の中には、広い敷地に家がたくさん建っている「ムーバーン」と呼ばれるエリアの中にある一軒家を借りるケースもあります。庭があったりして、広々暮らせます。

良い点: とにかく広い!家族でのびのび暮らしたい、プライベートを大事にしたい人に人気。ペットOKの物件も探しやすい。

デメリット: バンコクの中心部からは少し離れていることが多い。セキュリティ面や害虫対策など、自分でやることが増える。一軒家なので家賃は高めです。

どこに住むのがいい? エリア選びのヒント(バンコクの場合)

住む場所によって、毎日の便利さや街の雰囲気がガラッと変わります。バンコクで特に日本人に人気のエリアはこんな感じです。

スクンビット (Sukhumvit) エリア

スカイトレイン(BTS)が通っていて、とにかく便利!日本人を始めとする外国人駐在員やタイ人富裕層がたくさん住んでいて、高級ショッピングモールやスーパー、日本食レストラン、日本人向けの総合病院、インターナショナルスクールなどが集まっています。アソーク、プロンポン、トンロー、エカマイあたりが特に人気ですね。

こんな人におすすめ:海外やタイでの生活が初めての方で出来るだけ日本と同じような暮らしを求める方。日本人学校や学習塾などの習い事に通うお子さんがいるご家族。

シーロム / サトーン (Silom / Sathorn) エリア

バンコク最大のオフィス街。日系企業のタイ本社や日本や欧米各国の大使館、5つ星ホテルや高級レストランが集まっています。 電車(BTSと地下鉄MRT)が使えるのも便利。ビジネス街だけど、少し入ると落ち着いた雰囲気の場所もあります。

こんな人におすすめ:会社へのアクセスを重視したい方、都会的でオシャレな雰囲気が好きな方。

その他のエリア

チャオプラヤー川沿い(リバーサイド)は景色が良く、高級ホテルやコンドミニアムなど選択肢も豊富。セントラルワールド付近のラチャダムリ周辺は超高級レジデンスが多いエリア。郊外には広い一軒家やインター校の近くなど、目的によって選ぶエリアも変わってきます。

タイの家賃

家賃は、場所、家のタイプ、新しさ、広さ、家具が付いているか、プールやジムがあるか…などで、本当にピンキリです。あくまで目安ですが、バンコク中心部だとこのような価格帯です。

1ベッドルーム(コンドミニアム): 安いところなら2万バーツくらいから。中心部だと3万バーツ~、高級物件だと5万~10万バーツ以上。

2ベッドルーム(コンドミニアム): 4万バーツくらいから。中心部なら6万バーツ~、高級物件だと8万バーツ以上。

サービスアパートメント:だいたいコンドミニアムの2~5割増しくらいのイメージです。

一軒家:郊外で5万バーツくらいから。都心に近い良い物件だと20万バーツ以上。

家賃は交渉できることもあるので、ダメ元で聞いてみるのもアリでしょう。

タイでの部屋探し

タイで家を探す方法はいくつかありますが、おすすめは以下の2つ。

1. 不動産エージェント(仲介業者)

バンコクには日系だけでも約50社の賃貸仲介会社が存在します。それだけあるとどこがいいのか悩むところですが、以下2つのパターンに分類可能です。

  • 家賃3万バーツ以上のみ
  • 家賃の制限なし

バンコクの日系賃貸仲介会社は主に駐在員を顧客としているため、家賃3万バーツを目安にしている会社が多いです。

なのでまず、あなたの予算が3万バーツ以上かどうかで選択肢が変わってきます。

エージェントを利用するメリットは、大家との家賃や条件の交渉を代わりにやってくれたり、契約書のチェックや、タイ語・英語でのやり取りもサポートしてくれる点でしょう。

【重要】タイでは多くの場合、仲介手数料は大家がエージェントに支払うので、借り主は払う必要はありません。

2. 不動産ポータルサイトで自分で探す

「Hipflat」や「DDproperty」のような不動産のポータルサイトで、自分で探すこともできます。

ただ、情報が更新されていなかったり、連絡しても返信がなかったりすることもあります。英語がある程度できないと利用するハードルは高いです。

いよいよ契約!流れと注意点を知っておこう

「ここに住みたい!」という物件が見つかったら、内見し、問題なければ契約に進みます。

1. まずは内見

写真だけでなく、内見して必ず自分の目で部屋をチェックするようにしましょう。眺望や水回り、シャワーの水圧、騒音、家具や家電の状態、共有設備のプールやジムも見ておきましょう。

2. 申し込み

「借ります!」という意思を伝えて、家賃やいつから住むか、などを決めます。

この時に「予約金」として家賃1ヶ月分程度を払うことが多いです。これは契約が決まれば保証金の一部になりますが、もしキャンセルしたら戻ってこない可能性が高いので、よく考えてから払いましょう。

3. 契約書にサイン

絶対に内容をしっかり理解してからサインしてください! 契約書は英語かタイ語(両方書いてあることも)です。日系のエージェントを利用する場合、日本語訳を用意してくれるのが一般的。

分からないこと、納得いかないことは、サインする前に絶対に聞きましょう。 不動産エージェントにしっかり確認してもらうのが一番安心です。

4. 初期費用の支払い

契約時に、デポジット(家賃2ヶ月分)と前家賃(家賃1ヶ月分)、合計で家賃の3ヶ月分をまとめて払うのが一般的です。

5.入居

入居時に、部屋に傷や汚れがないか、家電がちゃんと動くか、大家やエージェントと一緒にチェックして、写真とかで記録を残しておくと、退去の時にもめ事を防げます。

まとめ:自分に合ったお部屋探しが、快適なタイ生活の第一歩!

タイで自分に合った快適な賃貸物件を見つけるには、まずどんな家に住みたいか、どのエリアがいいかを考えて、信頼できる不動産エージェントを見つけるのが一番の近道です。

特に契約の時は、契約書の内容をしっかり理解して、分からないことは遠慮なく聞くようにしましょう。 日本とは違うルールもあるので、焦らず、慎重に進めるのが大切です。

素敵な住まいが見つかれば、あなたのタイでの生活は、きっともっと楽しく、充実したものになるはずですよ!

筆者紹介

明石直哉

2011年からバンコク在住。2015年に起業し、現在は会社経営と写真家という二足のわらじで活動中です。 このブログではタイ移住を検討している方に向けて、在住10年の経験を活かした情報を発信していきます。

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